比嘉周作　ほろほろ写真館　　

沖縄の夏はフルーツの楽しさをより満喫できるのも魅力の一つだ。


冷やされたパイナップルで夏を祝う。


このパインは誰が買ってきたのだろう。


僕の家に遊びにきた仲間たちの誰かが差し入れしていくのだ。


余っていたので、冷蔵庫で冷やした。



それを朝に透明なボウルに氷と入れて友達と食べる。







最近は



いったい、いつの間に？




そんな事が我が家でチョコチョコ起きている。




いつの間にか、誰かが洗濯し、誰かが床を掃除し、誰かが歯ブラシを置く。




誰かがお酒をキープし、誰かがグラスやお皿を置いていく。



そして、



独身男性の冷凍庫には誰かが　Haagen-Dazsのアイスを入れる。






午後からは独身女性に誘われて買い物に付き合うことに。



先日、誕生日だったそうで毎年旅行に行くのだが、



今年は買い物をすることにしたそうだ。



数人連れで買い物へ。


他には、奥様が一人と入籍したばかりの新妻も参加する。



財布を買おうか悩む、独身女性に、


主婦のアドバイスは時に生活感溢れる。


「この財布は小銭を入れると内側の布が汚れてくるよ～」という言葉に感動。



なるほど～。


財布によっては小銭入れが別にあったほうが良いのだろうか。



ランチタイムではハトと交流を図り、






お気に入りのサングラスに合わせてラズベリーのドリンクを飲む。







買い物に付き合うのは楽しくて、独身女性は自分のためにお金を使った。


僕らは横で見ているだけだけれども、楽しい時間だった。


それからスタバに行き、開封式を（笑）






箱からして雰囲気があるのが、ヴィトンらしい感じ。



箱をあけると…






女友達は開けるのが気持ち良さそう。



そしてついに、ご対面。





イエース。


こうやって自分で自分に買ってあげる女友達の表情を見て、


買うものがなんであれ、またはそれがコーヒータイムや散歩でも、なんでも。


自分で自分にご褒美をあげるのはとても良いことだと再確認。


いい表情をしていた。



女友達の夏の浴衣と同じで、いろいろとひいき目に見ているのかもだけれど。



それから、楽しそうにお喋りする友人らと一旦離れて披露宴司会の打ち合わせ。



その後は、みんなで通称「ドミトリー比嘉」へ（笑）



メンバーも増えていく。



それまでは寿司屋にいたらしく、嬉しい差し入れが。



マグロの中落ち～！！






僕は料理をしながら、カクテルをチョイス。



カウンターにカクテルを添えて料理を作る幸福感。






ちなみに今夜は、パスタに新しいレパートリー



「キャンベルパスタ」に挑戦。


通常はクリームパスタで生クリームを使ったりするけれども、


買い物から一緒の新妻さんから


「あたしキャンベルスープを使ったりもするよ」という話を聴いて、


早速採用して、僕の好きなチキン＆ブロッコリーパスタと組み合わせてみました。


キノコも追加で。





うーん、比嘉周作によるキャンベルパスタ。



みんなが美味しいと言ってくれるので、嬉しかった。



幸せの瞬間だ。



それからチムグナーさんがデザートを担当。


ホットケーキ＆アイスクリーム。


女性陣の歓声が良かった。





そんなこんなで、代行で帰る友達と宿泊する友達に別れる。


スヤスヤ寝たり、いびきをかいたり、いろんな眠り方を見ることができるのも


ドミトリーならでは？



みんなが眠った頃に、僕はこうしてパソコンを立ち上げる。


再度映画館へと観に行った「SEX AND THE CITY３」





の帰りにｹﾞｯﾄしたSEX AND THE CITY1stシーズンのDVDを観ながら過ごす。


こんな風に友達が寝転がっている中で一人、ブログを書くのは生まれて初めてだ。


この感覚はなんだろう。


家にみんなで集まって、というシチュエーションは、


人によってはまるで大学生だ、と考えるようだ。



でも、何かが落ち着いていて、何かが洗練されている。


そして、学生のような会話もする。


楽しい時間はあっという間だとも言う。



最近、ドミトリー比嘉に来た親子３人連れが


３人ともジャンくんに噛まれてしまった。


腫れたりしたそうで後から病院に行ったそうだ。


ジャンくんと遊んでいるうちに、ジャンくんの中で何かが変化したのだろうか。



診察代金等を払う事を申し出て、それからなんだか悲しい気分になった。



残念な事になった。



他の人も噛まれるかもしれないから、というメッセージでもある。



ドミトリー比嘉は解散した方が良いのかな。



こういう幸せは長くは続かないのだろうか？



その時、


誕生日に自分へのプレゼントを買った独身女性からメールが来た。




「ずっとこのままでいたいね」


と。



ずっと続くことはないと思うからこそ、



それが長くあれ、と人は思うのだろうか？




今しかないこの時間、この瞬間。



畳や、イスやソファーで寝転がっているみんなを見る。



ジャンくんは今日は大人しく、いつものジャンくんだった。



感謝の気持ちがあるし、それぞれの人生に思いを馳せる。



みんなあるべき道を進み、幸せになるのかな。




人生は数瞬の積み重ねだ。




この世に生を受け、歩きはじめ、言葉を覚え、小学生、中学生。



学生気分を味わい、社会へ出て行く。



今、こうしてパソコンに向かっている瞬間に辿り着くまでは、



まるでスタートした瞬間にゴールしたような気分だ。






あまりにも人生が短すぎるのは、


人生が楽しすぎるからなのか？







少なくとも、



LOUIS VUITTON の財布で幸せになれる人がいることは確かだ。