比嘉周作　ほろほろ写真館　　

今日。
50人の人が笑顔だったのなら。
50人の人は、必ず泣いている。

一日に訪れる幸せと不幸せの数は限定されていて。
その比率は必ず１：１。
先に誰かが幸せを掴み、笑顔になれたのなら、
他の誰かが、不幸を嘆き、悲しみに嘆く。

世界の人口が100人なら。
一日に起こる幸せの数は50。
不幸せの数も50。
世界的にどんなに素敵なことがあっても、51人目の笑顔はない。
歴史的にどんなに悲惨な状況でも、必ず、50人は笑っていて、100全員が涙を流すことなど起こり得ない。

これが世界のバランスなのだ。
自分が今日を笑顔で過ごしたいのなら、誰かに先んじて幸せを掴む努力をしなくてはならない。
今日自分が涙を流すのは、今日の幸せは出尽くしたせいなのだ。
と、
若いころは本気で考えていました。
思春期ですね(笑)。

白か黒か。
そんなに単純なら、まだマシだよなあ、この世界って。
とかね
今ではもっとひねくれてます(笑)。

まあ、別に悲観的なわけでも、自虐的でもないんですけどもね〜
こんなことを、つらつら考えます。