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    比嘉周作ダンスパーティ交流会シューピーカフェスタジオにてダンスパーティ

    友人のため

    2009年05月13日

    中学校の時だった。

    安里と僕と他に3人。

    僕らはいつしか一緒に仕事をしようと夢を語り合った。

    それぞれの分野に進み、チームを作ると。

    安里は小説家に。

    僕はメディアに。

    一人は経営に。

    一人は自由に。

    一人は国の仕事に。

    今でもそのためにできることを信じてやっている。

    ある意味、成長がないのかもしれない。

    そして、一人の兄貴と出会い、僕はいろいろとアドバイスを貰う形になる。

    安里もその兄貴にいろいろと学ぶ形になる。

    時が流れ、僕らは大人になった。

    兄貴としたう人はいつの間にかどこかに行ってしまっていた。

    そして、ついに安里が力をつけた。

    彼は作家として大いなる道を歩むのだ。

    そして一人は警察官になった。

    僕はメディアに様々な付き合いができた。

    僕はその関係をどういう風に活かしていけばいいのかわからなかった。

    さらに時が流れ、久しぶりに兄貴分の人と連絡を取ることができた。

    先日、兄貴分の姉が亡くなったのだ。

    僕は香典を持って久しぶりに兄貴の実家に行った。

    寂しいながらもゆっくりと会話をして、そこで様々な人に出会えた。

    思わぬ出会いもあった。

    神様の配慮なんだろうか?

    兄貴の父親は有名な方で、その関係でたくさんの人が来ていたのだ。

    お父さんとゆっくりと話をする。

    逆に僕をねぎらってくれる。

    なんだか泣けてきた。

    そして兄貴。

    兄貴は結婚し、力をつけていた。

    中国の名家の女性と結婚していた。

    日本を離れ、中国大陸に渡っていたのだ。

    兄貴分は見た目は変わらないが物腰にオーラが出ていた。

    そしてその仕事のすごさに圧倒された。

    「息子にこれを貰ったんだよ」

    とお父さんが時計を見せてくれた。
    大きな変わったデザイン。

    「なんですかこれ?」

    「息子に貰ったんだよ」

    見たこともない時計だった。

    なぜなら世界に100個しかない時計だから。

    サッカーのワールドカップで記念に作られた時計だ。

    兄貴は中国の権力者から貰ったのだという。

    細かい話を聴いてみると、兄貴の仕事や会社の力なのだ。

    会社も日本と沖縄と中国にあるという。

    さすがは兄貴!!

    「周さん」

    兄貴は年下の俺をそう呼ぶ。

    「周さん、僕は表も裏も体験してきたよ。周さんにそれを教えるから」

    「本当ですか?」


    「うん。メディアの使い方が周さんはまだまだできてないね。表にでるだけがすべてじゃないよ」

    「そうなんですよね。僕はまだまだわからないことだらけなんです」

    「日本人は甘いよ。海外ではそんな事ではやっていけないよ」

    「中国とかかなりやばいんですか?」

    「死ぬと思ったこともあるよ。きれい事だけじゃやっていけないね。傲慢さも必要だよ。敵は消さないと」

    「そうなんですね。僕は甘いのかもしれません」

    「全部教えるよ。裏の知識も教えてあげる。あと、人も紹介してあげる。七年目のラジオで闘いは激しかったでしょう?」

    「いや、たまたまやっていけてる感が(笑)まだまだ勉強不足です」

    「周さんが分かってないからですよ。ブランディングと繋がりですよ」

    「はい、自分でもそう思います」

    「教えてあげるから任せて」

    「ありがとうございます。それと安里の事なんですが」

    「大丈夫よ。任せて」

    それから教えて貰ったことはこれから実践していきたい。

    そして安里。

    彼の道はもう保証されたようなものだ。

    僕は安里のために裏で生きてもいいのかもしれない。

    すでにパイプはできた。

    そして、安里と話す。

    今後の事を。

    考えてみれば安里は俺のためにどれだけの時間を割いてくれたのだろう。

    人生の前半を俺のためにいろいろと手伝ってくれた。

    こいつの友情のおかげでどれだけ俺は救われてきたのだろう。

    こいつの人生を花開かせることが俺の恩返しだ。

    俺はこういう生き方に向かっていくんだ。

    そして、安里が言った。

    「周作、ありがとう。もうお前がラジオを辞めてもやっていけるよ。任せてくれ」

    と。

    ラジオをやってきて良かった。

    こんなことを言ってくれる友人は他にはいない。

    安里の作品を世に出すぜ。

    決心が付くとフワーっと心が穏やかになった。

    よし。


    俺にできることをやろう。


    幕開けだ。



    Posted by 比嘉周作   at 00:17│Comments(0)
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